彫金教室
2021.2.16
彫金教室のご紹介です。
マルテロドーロの彫金教室は、毎週木曜日です。
まずは体験教室からご予約ください。
体験教室
まず、体験教室についてです。
彫金教室は木曜日ですが、体験教室については木曜日も含めていつでも結構ですので予約フォームからご予約ください。90分¥ 5,000で、簡単な作業を通してどんな教室でやるのか、先生はどんな人か、確かめていただけたらと思っています。
時間について
体験教室の後、始めてみようと思われた方は、毎週木曜日の時間を予約して通っていただきます。短い時間でも通っていただけるように、午前に90分を2コマ、午後も90分を2コマ設定しています。
午前A:10:00〜11:30
午前B:11:30〜13:00
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午後A:14:00〜15:30
午後B:15:30〜17:00
集中して作業していると、90分はあっという間です。ですが、3時間通して作業するとなると意外と時間の確保が大変だったりします。そこで、90分単位にすることで通いやすくしよう、という考え方です。
ただ、私もアトリエを空けなくてはならない用事があるかもしれない、ということで、午前2コマ、午後2コマを連続で取ることはできますが、午前Bと午後Aを続けて取ることはできません。
料金について
料金は、90分1コマあたり¥3,000を4回分が1つづりのチケット制です。想定としては月に¥12,000〜です。
月謝いくらということも考えましたが、私の都合、生徒さんの都合で教室をお休みすることが難しくないようにという考えを優先しました。チケット制なら、お休みしても授業料が無駄になりませんので、私も授業なしで授業料をいただくのが申し訳ないから、体調が思わしくないけれどちょっと無理して開けるとか、生徒さんも急に用事が入ったけれど仕方なく諦めるというようなことが避けられるのではないかと思っています。
無理なくケガなく楽しい教室を目指して、より良い方法を探していきます。
工具について
次に、工具についてです。
体験教室については、工具はアトリエのものをお貸しします。
その後、チケット1〜2綴目(課題制作)の間は最低限の工具と消耗品の工具をご購入いただきます。こちらが¥6,000ほどになります。消耗品の工具というのは、例えば糸ノコギリのフレームはお貸ししますが刃はご購入いただく、といったことです。
この間に、その後も通うかどうか決めていただきます。というのも、工具は揃えていくと天井知らずに金額が増えていきます。例えば、同じサイズのやすり1本でも、1本500円ほどの安価なものから1800円ほどの高価なものまでありますし、目の細かさが4段階ほど、やすりそのものの形も大まかに5種類ほどあるので、安価なもので揃えてもなかなかの金額になります。
私がまず揃えたら良いと思う工具のセットは、およそ ¥30,000ほどです。ジュエリーの工具は専門的なので、ご家庭にあるもので代替がきくものはないと考えていただいた方がいいと思います。課題制作が終わった頃合いで、こちらのセットをご購入いただきます。
工具は、自分のものがあった方が、作っているものだけでなく作業自体にも愛着が持てて進みが良くなると感じています。
また、これは私自身が学生の時に驚いたことなのですが、工具は最も使いやすい状態で売られていません。というのは、いわゆるカスタマイズが前提の工具が大変多いのです。やすりで言えば、やすりの目は売っている状態が最も削れる状態になっていますが、その形は削りたいものの形に合わせて薄くしたり尖らせたりして、職人自身が加工します。糸ノコギリの持ち手を切り縮めたり、金槌の柄を削ったりします。
例えるなら野菜と同じで、そのまま生でも食べられますが、やはりハンバーグに使う玉ねぎは自分でみじん切りにするわけです。そういう理由でも、技術の習得が進むと自分の工具を持つ必要も出てきます。
材料費について
次は材料費についてです。
材料費は、金属の種類によって違ってきますし、作るアイテムによっても違ってきます。もっとも始めは銀から始めるのが良いと思いますので、参考までに金額をご紹介します。
チケット1綴目、課題制作
銅板 ¥1,500
シルバー925板材 ¥2,000
モデリングワックス ¥1,500
チケット2綴目以降、自由制作
リング1本(石無し)
シルバー925:¥1,000
K10ゴールド :¥6,000
ネックレス1本(石無し)
シルバー925:チャーム¥1,000+チェーン¥2,000
プラチナ900:チャーム¥15,000+チェーン¥15,000
ケガについて
最後に、ケガについてです。
先ほど、無理なくケガなく楽しい教室といいましたが、ジュエリーの製作にケガは付きものです。必ずケガはします。私は、そのケガをできるだけしないように、ケガをしてもできるだけ軽く済む方法をお伝えします。
また、手はけっこうしっかり汚れます。研磨剤、潤滑油と油が多く使われるので、油と金属の混ざった落ちにくい汚れです。そのくせ油が付くと厄介な作業もままあるので、結果手を洗うことも多くなります。女性ならネイルは一瞬で台無しです。
できあがるジュエリーが輝く分、手は汚れたりケガしたりするくらいの気持ちで、その点についてはお覚悟をお願いします。
これで一通りお話ししました。ご質問がございましたらお問い合わせください。
ケガの心配はありますが、ジュエリーの製作はとても楽しいものです。上手くなるほど思い通りにできるようになってもっと楽しくなります。
ジュエリー製作、ぜひおいでください。